体に害を与えるもの
「捨(しゃ)」 病気治しの掃除術
取り入れることばかり
これは特に重篤な症状をお持ちの方向けの提案です。
当院はビワ温灸を施術している関係上、ガンなどの重篤な病状の方が多く来院されます。
その方々質問されることは大抵こうです。
「◯◯は、効きますか?」
「◯◯は食べた方がいいでしょうか?」
「◯◯のサプリはどうですか?」
「◯◯の治療法はどうでしょう?」
少しでも効果があるものを探し出したいというお気持ちはとてもよく分かります。
でも、これらは全て「取り入れる」手段です。
そもそもガンって?
「ガン」は漢字だと「癌」。
その名の通り、「病垂れに品物を山ほど抱え込む」状態を現します。
だから、本当は取り入れるよりも先に、いらないモノをとことん削ぎ落とした方がいい!
ここで、そもそもな話ですが、
「病気」ってどういう状態のこと?
「気」が「病む」と書いて「病気」、
ということは「気」が病まなければ病気にはならないという事です。
気が病むってどういうこと?
それは、
気が滞(とどこお)ってしまい、スムーズに流れていない状態のことです。
気はいつも気持ち良〜く巡っていたいのに、通り道が狭かったり、モノが山積みに置いてあって邪魔をしたり、古くて汚いモノがいつまでも置いてあったりすると、途端に調子を崩してしまいます。
東洋医学では、大宇宙(身の回り全て)と小宇宙(身体)とはリンクしていると考えます。
ですから・・・
小宇宙(身体)の気の巡りを良くするには、大宇宙(身の回り)の気の巡りを良くすればいいはず!
ところで、
自分の身体にとって一番影響力のある身近な大宇宙とは一体どこでしょう?
それは、毎日を過ごし自分自身でいられる・・・
自分の「部屋(家)」です。
そう、部屋が変われば身体が変わる!
一番身近な大宇宙(部屋)の気を整えて、身体を病知らずにしましょう。
病気治しの究極掃除術!
名付けて・・・
「ガチ掃除!」
やることは、この2つだけです。
①理想の人生をとことん描いてみて、本当に大切な価値観を一つだけに絞り込む
②それに必要なモノだけを残し、それ以外は一切捨てる。
①は、大きな紙に思いつくまま書き出してみてください。書き出すと考えがまとまってきます。
理想の未来像をワクワクしながらとことんイメージし、詳細に描き出してください。
②は、迷いなく捨てる、リサイクルに出す、写真も、本も、PCのデータも、全てが対象です。
その結果、「気が散らない、気持ちの良い、気が流れる、未来の見通しがいい部屋」になります。
ガンなど重篤な病状だと、思い切って極端すぎるほど環境を変える必要があると私は考えます。
なぜならガンは体質の病気だから、小手先の処置ではおっつきません。
理想はこんな部屋かな 笑
「ガチ掃除!」は、本当に大切なモノに気付きブレのない人生を歩む手段にもなります。
それが、病気を忘れ未来をイキイキと生きる羅針盤になるはず。
大宇宙の気の流れを最高に良くして「気の病」からオサラバし、
人生の「はっぴいえんど」を目指しましょう。