京都市中京区の鍼灸院
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おすすめセルフケア

膝関節痛

膝関節痛とは

関節軟骨には神経が通っていないので直接には痛みませんが、関節の周囲にはたくさんの神経が通っているので、関節に少しの異常があっても敏感に痛みを感じます。

膝関節痛の原因

関節軟骨が磨り減ったり、関節包が牽引されるなどして骨と骨がこすれ合うなどが原因となり、

滑膜が炎症を起こして腫れる、靭帯が引き伸ばされて切れる、などで痛みの原因となります。

東洋医学から診た膝関節痛

「膝の痛み」と言っても症状は千差万別。東洋医学では、痛みの箇所や痛み具合から、その原因となる「証(あかし)」を導きだし、体質改善と共に症状を緩和させます。

この図のように、膝には計6本の経絡(氣の通り道)が通っており、それぞれ守備範囲が決まっています。経絡の氣の流れが滞っていたり氣そのものが不足していると、そこに痛みやしびれ、だるさなどの症状がでてきます。よって、痛む箇所がわかればその原因となっている弱った経絡が判明します。仮に膝の内側が痛むとすれば、肝経や腎経、もしくは脾経が原因と考えられ、さらに問診や皮膚の状態などから、その中でどの経絡が最も弱っているかを見極めます。

痛みの種類によっても原因となる経絡は導き出されます。筋肉痛や圧痛は肝、重だるさは脾か腎などを参考にします。

施術方法

治療は、最も弱っている(虚している)経絡に対して、鍼によって氣(エネルギー)を充填し、体全体のエネルギーバランスを整え、生命力を最大限に保ち、自然治癒力の最適化をはかります。それによって痛みなどの症状を緩和させます。鍼は、経絡の最も有効と思われるツボ(経穴)を見つけ出し、そこから氣を注入することにより、経絡全体に氣が充満していきます。
また、日本は湿気が多い為、湿邪(体内の余分な水分による滞り)が体の関節や冷えた部分に停滞し、気や血(けつ)や水(すい)の流れを阻害することにより、それが痛みやしびれの原因にも成ります。その湿邪を取り除く有効手段が「お灸」です。お灸の有効成分と熱刺激により、体の水分代謝を活性化し、最適な水分バランスに整え症状の緩和をはかります。

適応疾患

膝関節痛、アキレス腱痛、踵骨痛、などです。

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